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目が見えるとはいったいどういう仕組みなのでしょうか?
よく私達の眼はカメラに似ていると言われています。
具体的な目の仕組みは・・・
●水晶体・・・カメラのレンズの役割
●虹彩・・・目に入る光の量を調節
●硝子体・・・ゼリ−状の透明な液体
●毛様体・・・水晶体の厚さの調整
●網膜・・・カメラのフィルム。
●視神経・・・網膜に映った光を脳へ伝達
目はカメラのような構造で、様々なものの色や形を光の情報として取り入れています。
まずは・・・
瞳孔から目に入った光が虹彩(カメラの絞りの役割)で調節
ピントを調整する水晶体(カメラのレンズの役割)で光を屈折させる
透明なゲル状の硝子体を通過
網膜(カメラのフィルムの役割)を焦点で結ぶ
集まった光を神経系を通して信号として脳に伝達
脳に伝わり・・・ものが見える
凸レンズの働きをしていて、焦点をあわせるための大切な役割をします。
角膜は、透明な組織でできています。
光を通すだけではなく、外部からの光を屈折させて、水晶体とともにカメラのレンズのような役割を担っているのです。
角膜は、無色透明の組織で外部から反射してきた光を眼球内にスムーズに入っていけるようにするところです。
なんらかの原因で角膜が白くにごったりすると・・・光がうまく通過できません。
そうなると網膜にぼやけた映像しか届かなくなります。
角膜の透明性を維持するために、角膜内には血管が通っていません。
角膜への酸素と栄養は、血液のかわりに「涙」と「房水」という二つの透明な液体が供給しています。
「涙」と「房水」は、角膜内の老廃物を回収して新陳代謝も行なっています。
涙からの酸素の供給は、大気中の酸素を一度涙のなかに溶かしこみ、角膜に酸素を届けるようになっているので、コンタクトレンズで角膜の表面を覆ってしまうと、角膜が酸素不足をおこします。
角膜には、光を屈折させるレンズの役割もあります。
外部から反射されてきた光は、角膜を通るときに全屈折の7割がたを完了しています。
角膜は房水と一緒になって、光の屈折を行います。
角膜と房水は、「平凸レンズ」を形づくっています。
平凸レンズとは、片側がふくらんでいる片側が平らなレンズのことです。
目には、角膜と水晶体という、ふたつのレンズがあります。
「固定レンズ」の角膜で、外部からの光を大きく屈折させて、「可変レンズ」の水晶体で遠近の微調整を行ないます。
近視になると、角膜の凸が強まる方向に変形します。
これを「屈折性近視」といいます。
ベイツ博士が提唱した「ベイツ説」によれば・・・眼球を上下左右に動かす外眼筋が緊張することで眼球をしめつけ、眼球が縦に伸びます。
すると、角膜の形状も凸になると説明しています。
人間の眼は・・・遠くを見るとき、近くを見るときでは水晶体の厚みが変わります。
水晶体は、遠くを見る時は薄くなり、近くを見るときには厚くなります。
これは、水晶体を囲む毛様体が伸縮することで調整しています。
遠くの物を見る時は、毛様体が収縮することがないので目が疲れることはありません。 目がつかれた時・・・
「目が疲れたら遠くを見なさい・・・」と言われる理由はコレです。
網膜に光が当たると、網膜で感じた光の明るさなどの情報が神経系を通って脳に伝達されます。
脳は送られてきた情報をもとに・・・物体の色・形を認識します。
近視・乱視・老眼の人が目が悪いのは、目のピントを調整する機能が低下しているからです。
網膜が、正確な物体の形をとらえることができないから正確に見ることができません。
レ−シックを考えているあなた・・・あなたの角膜は大丈夫ですか?
レ−シック手術では、角膜を削って屈折矯正を行います。
角膜は、カメラでいうと「レンズ」の部分です。
角膜の厚さは1mm程度・・・。
角膜は5層構造になっていて、一番内側の角膜内皮細胞はもっとも貴重な細胞で酸素不足によって死滅すると・・・二度と再生されません。
角膜は、大気中から酸素を取り込んでいます。
まず、涙に酸素を溶かしこみ涙を経由して角膜に酸素を取り込みます。
コンタクトレンズを装用していると・・・角膜に酸素が取り込めません。
角膜に酸素が届かないと、内皮細胞にも酸素が送られないので・・・死滅・減少していきます。
もう一度言います!
内皮細胞は、一度死滅すると二度と再生されません!
角膜内皮細胞は、目のトラブルの他に年齢とともに減少していきます。
新生児の場合、一平方メ−トルあたり約3000個。
加齢とともに減少していくので、成人になると約2000〜2500個ほどになります。
角膜内皮層とは、角膜の一番奥にある層で、角膜の組織に養分や酸素を、運ぶ働きをしています。
厚みは0.05ミリほどで、再生機能はなく、一度キズがついたり損傷すると、 生涯・再生されることはありません。
角膜内皮層の内部は、内皮細胞が高い密度で並んでいて、その数は22〜28億個ともいわれています。
レーシックなどの視力矯正手術では、この部分を治療することはありませんが、角膜全体への栄養と酸素を担う、大変重要な部分です。